尾野真千子、涙ながらに「茜色に焼かれる」公開をかみ締める 石井裕也監督も最敬礼(映画.com)

出典元:映画.com

女優・尾野真千子が5月20日、4年ぶりとなる主演映画「茜色に焼かれる」の公開前夜最速上映会に出席し、共演した和田庵と片山友希、メガホンをとった石井裕也監督とともにTOHOシネマズ川崎での舞台挨拶に立った。

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で東京都などで緊急事態宣言が発令されるなか、感染拡大防止に細心の注意を払いながら当初の予定通り、5月21日に封切られることになった今作。尾野は、客席を見渡しながら「ようやく公開となりました。本当にこんなに公開がうれしいと思えるのは何年ぶりだろう……。とても感動しています」と感無量の面持ちを浮かべる。

 19年4月に高齢者の運転する乗用車が暴走し、計11人を死傷させた「東池袋自動車暴走死傷事故」がフックとなっている今作は、理不尽な交通事故で夫を失った主人公・田中良子(尾野)が、中学生になる息子をありったけの愛情を注いで育てながら、コロナ禍の日本社会をもがきながらたくましく生きる姿を描いている。

 石井監督は、「今を生きるのが大変、つらい、苦しいというのは誰でも言える。その中で希望のようなものを見出すのが表現者としての気持ち」と映画監督としての矜持を明かす。そして、「少しでも前向きな映画になっているとしたら、尾野真千子さんの存在が大きかった。この人にしかできない役だったし、この人にしかできない映画だったと思います」と“座長”に最敬礼だった。

 コロナ禍で製作することに意義を見出し、尾野、石井監督らは相当な覚悟をもって撮影に臨んだ。本編中、尾野扮する良子が女性としての尊厳を著しく傷つけられるシーンに触れ、「久しぶりに撮影中に(役から)抜け出せなくなって、『監督、時間をちょうだい』と言いました。でもそれは自分が全力でここにいるからだと思って、うれしかったんです。一歩、自分を引いて見た時に、こんな自分もいたんだな、これも自分なんだと思って。40間近にして、自分を見つめ直した時間でした」と述懐する。

 そして、締めの挨拶を求められた尾野は、涙ながらに観客、そして登壇した“同志”たちに向けて言葉を振り絞った。

 「この映画は、わたしにとって最高の映画です。もうコロナ関係なく言います。劇場で観てほしいんです。怒られるかもしれないですけど、皆さんと手と手をとりあって観に来てほしいんです。命をかけて撮った作品です。こんなやりにくい状況の中で、わたしたちの仕事はもうできないかもしれないという恐怖が襲ってきて。でも今、みんなとこういう作品を伝えないといけない。それがわたしたちの使命だと思って。スタッフも、出演者も、監督も、お金を集めてくれた人も、場所を貸してくれた人も、みんな命がけでやりました。こんな最高な作品はありません。ぜひ劇場でみていただきたい。そういう気持ちで作りました。泣いてすみません。でも皆さんが笑って劇場に来てくださるよう、コロナに負けるな。頑張ろうね」

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