出典元:IGN JAPAN
『アルカディア』や『シンクロニック』、『キャビン・イン・ザ・ウッズ』『モンスター 変身する美女』などの映画で監督を務めたジャスティン・ベンソンとアーロン・ムーアヘッドは、現在、もっとも高い評価を受けている注目のジャンル映画制作コンビだ。最近、2人はマーベル・シネマティック・ユニバースに参加し、『ムーンナイト』で2話にわたってエピソード監督を務めた。
彼らの次作となる『Something in the Dirt(原題)』は今年のサンダンス映画祭でプレミア上映され、批評家から絶賛されている。
IGNの映画評論家ラファエル・モタマヨールは本作を、「ジャスティン・ベンソンとアーロン・ムーアヘッドという映画制作デュオによる、大きな謎に直面するジャンルを超えた新たな傑作」と形容。「真実と名声に執着して囚われた2人の隣人を描く、非常に楽しく心を揺さぶられるようなSF映画」と評されている。
さらにモタマヨールは、「素晴らしい演技と心に響く楽曲、無駄のない脚本、そして巧みなビジュアルを通し、この映画は現代のSF作家や映画制作者の本質を痛烈に批判しながらも、2人の男が放っておくべきだった力に手を出して金持ちになろうとする、おかしくも心温まり、同時にクレイジーでもある物語を描いている」と評価した。
さらに、「この映画には、現代のジャンル作品の制作において、監督コンビをもっともユニークかつ重要な存在にしている要素が凝縮されている」とも称している。
『Something in the Dirt』のポスターは以下。
XYZ Filmsは、『Something in the Dirt』を2022年11月4日に北米で劇場公開する。11月22日にはオンデマンド配信も予定されている。