出典元:オリコン
妻が妊娠中、夫が同じ職場の後輩と不倫。しかも夫が、家庭のお金を不倫相手につぎ込んでいた。ショッキングなエピソードが描かれた『社内不倫の果て』原作者のユリさんは、「なんでこんな夫と結婚してしまったんだろう…」と後悔をにじませるが、漫画を発信したことで多くの励ましも得られたという。エピソードを発信する想いや当時の心境などについて話を聞いた。
【漫画】口座から見覚えのない引き落とし! 不倫夫のありえない言い訳に「情けない…ダサい…なんでこんなのと結婚したんだろう
■不倫されて幸せだった生活が一変、「堪忍袋の緒が切れました」
――ご自身のエピソードを、なぜ多くの人に伝えたいと思われたのですか。
【ユリさん】夫に不倫されたことがきっかけで、当たり前のように続くと思っていた幸せな生活は一変しました。そんな時に、同じく不倫をされたつきこさん(@saredumatsukiko)という方が、SNSでエピソードを募集していたので、応募してみようと思ったんです。
――反響はいかがでしたか?
【ユリさん】私の体験談を読んだフォロワーさんが、Instagramやブログにコメントを書いてくださいました。共感や励ましの声が多く、自分の経験が、多少なりとも誰かの心に響いたということが嬉しかったですね。
――旦那さんとは同じ職場だったんですね。そして“社内不倫”ということは、不倫相手も同じ職場ということになります。不倫疑惑が浮上したのは、相手からのLINEメッセージでした。
【ユリさん】初めて夫に不信感を持った時は、心臓がバクバクして息ができなくなりました。その時はまだ夫のことが好きだったため、すぐに気持ちの切り替えはできず、悶々とした日々を過ごしていました。
――「相談に乗っていただけ」などとはぐらかされているシーンもありましたね。深く問い詰めようとすると、「嫉妬するなんて気持ち悪い」と拒絶されてしまいました。
【ユリさん】「気持ち悪いなぁ」と言われた時は、正直驚きました。夫は交際していたころから嘘をつくのが下手だったので、今思えば後ろめたいことがあったから、あのような態度だったのだな、と納得がいきますね。
――不倫の決定的な証拠を掴んだだけでなく、家庭のお金を使い込んでいた事実も見つけます。それも不倫相手との食事代やデート代として…1ヵ月で10万円が引き出されていました。
【ユリさん】夫に一気に嫌悪感が湧きました。使い込まれていたお金は、子どものために必死で貯めていた費用だったんです。それなのに不倫相手に使われていると分かった時は、堪忍袋の尾が切れました。