香川京子「『ひめゆりの塔』思い出し涙を流した」萩原聖人&村上淳主演作「島守の塔」に平和への熱い思い(映画.com)

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出典元:映画.com

太平洋戦争末期の沖縄を描いた映画「島守の塔」完成披露試写会が6月30日、都内であり、ダブル主演の萩原聖人と村上淳のほか、吉岡里帆、香川京子、五十嵐匠監督が登壇し、上映前に撮影時のエピソードや作品の見どころを語った。

【フォトギャラリー】「島守の塔」完成披露試写会の模様

 20万人が犠牲となった日本国内唯一の地上戦、沖縄戦。本土より派遣され、命を懸けて「生きぬけ!」と叫び続けた2人の官僚と、命の重みを受け継ぎ沖縄戦を生き抜いた沖縄県民。それぞれの苦悩と生きることの奮闘を描き、本土復帰50年の節目に「命の尊さ」を次世代に継承する。

 本作はコロナ禍直前にクランクインし、その後1年8カ月の中断を経て再撮影された。この日、脚本を携え登壇した五十嵐監督は「映画は一人ではできません。ここに名前が書かれているスタッフとキャストのおかげで、1年8カ月延期になったにもかかわらず完成した奇跡的な映画。スタッフとキャストと裏方さんに敬意を表して持ってきました」と説明し、「キャストを変えなくてはいけない可能性もあった。しかしどんなことがあっても、このスタッフとキャストは変えない、という思いでここまできた」と力強く語った。

 沖縄戦でのひめゆり学徒隊の悲劇を描いた映画「ひめゆりの塔(1953)」に出演していた香川が、沖縄戦を生き延びた現代の比嘉凛を演じる。「(本作で描かれる)戦争の悲惨さは『ひめゆりの塔』に出演した時とそっくりで、思い出して涙を流しながら拝見しました。戦争は恐ろしいものです。この映画を通し、これまで平和でいられたこと、戦争はいけないということを考えていただけたら」と訴え、「お話をいただきまして、私がやらなくてはいけない役だと思ったんです。『ひめゆりの塔』に出演し、(沖縄戦を)生き残った方たちと交流がございまして、本も出させていただいて、沖縄とは深い関係にありました。島守の塔の下に立ち、清らかな塔を拝見しただけで胸がいっぱいになってしまいました。塔を建てた沖縄の方たちのお気持ちにも感動しました。お世話になった沖縄のみなさんにお礼を捧げるような気持ちで出演させていただきました」と述懐した。

 戦中最後の沖縄県知事として赴任し、軍の命令に従いながらも苦悩し県民の命を守り抜こうとした島田叡(あきら)を演じた萩原は、「1年8カ月という中断を経て、この日を迎えることができた。その間、世の中にいろんなことが起き、悲しいこともたくさんあったと思います。そういったいろんなものに負けずに完成した作品。戦争の話なので重たいかもしれませんが、命があふれている作品。楽しんで、とは言えませんが、心して見てほしい」と観客に呼びかけた。

 島田とともに職務を超え、県民の命を守ろうと努力した警察部長の荒井退造を演じた村上は「監督の熱量が普通ではない。今日という日を迎えられたのは監督のおかげ。ここまでの一途な情熱をお持ちな監督は信頼できますし、今、この時間があるのも監督のおかげ」と、五十嵐監督の信念に感謝を述べる。そして、「映画界に入って30年。映画は監督のものであると信じていましたが、映画は観客のもの。我々がこうして作って、たすきやバトンをどう受け取ってもらえるのかだと思う。これほど愛した映画が今日をもって観客のもとに行く、そういうやりとりが好きです」と作り手としての映画愛を語った。

 戦時中、島田の世話役の県職員・比嘉凛を演じた吉岡は、「撮影の中止が決まった日に、監督から『必ず撮り切るので、力を貸して欲しい』と連絡があり、『必ず完成させると約束します』と言われたのが衝撃的だった。完成しない作品も存在する中で、届くべきお客様に見てもらう作品なんだなと感じている。大変意義のある作品になった。気持ちのこもった作品だと映像を通して感じていただけたら」と五十嵐監督の作品への思いを観客に伝えた。

 映画は7月22日より、シネスイッチ銀座、8月5日より沖縄、兵庫、栃木にて上映開始。その後、順次全国公開。

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