出典元:IGN JAPAN
サッカーパンチは創設から25年近く、「inFAMOUS」や「怪盗スライ・クーパー」といった多数の人気シリーズを開発してきた。だが今回、新規IPの開発に専念することになったため、こうしたシリーズの新作が近い将来に発売されることはないようだ。
公式サイトで公開された声明で、サッカーパンチはファンのサポートに感謝するとともに今後の計画について明かしている。これによれば、チームはスタジオの全神経を集中させる必要がある新規プロジェクトに取り組んでいるため、現在は同スタジオやほかのスタジオで「inFAMOUS」や「怪盗スライ・クーパー」のプロジェクトは開発されていないという。
しかし、こうした人気シリーズを永遠に終わらせるというわけではなく、「今後その扉を再び開くことは絶対にないとは言い切れない」としている。
この発表とともに、サッカーパンチは「inFAMOUS」シリーズ向けにマイナーアップデートを近日中に配信することを発表。『inFAMOUS 2』のユーザー生成コンテンツサーバーを移転させて寿命を延ばす予定とのことだが、「最終的には廃止させなければならない」という。
さらに、『inFAMOUS Second Son』のDLC「コールの遺産」をPlayStation Storeに追加する予定とのことだ。
「Infamous」画像・動画ギャラリー
「24年以上もの間、素晴らしいサポートをしていただき感謝いたします。私たちは皆さんの愛を糧に、新たなゲームや新たな世界を作り続けているのです。これからも、新鮮で刺激的なアイディアを実現させていきたいと思っています。次の作品についてまだお話することはできませんが、続報をお伝えできる際にもお付き合いいただければと思います」
サッカーパンチの最新タイトル『Ghost of Tsushima』は、元寇時代の日本を舞台にしたオープンワールドゲームだ。同作は非常に高い評価を得ており、サッカーパンチは何らかの形でシリーズを継続したいと考えている。最近公式サイトに掲載された求人情報では、次回作がオープンワールドのステルスアクションゲームになることが示唆されている。
あわせて、IGN JAPANの『Ghost of Tsushima』レビューもチェック。