秋之桜子×寺十吾が届ける「桜文」乃木坂46の久保史緒里が“笑顔を見せない”花魁に(ステージナタリー)

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出典元:ステージナタリー

乃木坂46の久保史緒里が主演を務める「桜文」が、パルコ・プロデュースにより9・10月に東京・PARCO劇場をはじめ、大阪、愛知、長野で上演される。

【画像】パルコ・プロデュース2022 舞台「桜文」ビジュアル(他3件)

脚本を秋之桜子、演出を寺十吾が手がける本作では、明治期を舞台に、吉原随一の花魁をめぐる耽美な悲恋の物語が描かれる。久保は“決して笑顔を見せない”ことで知られる桜雅(おうが)花魁 / 笹沖雅沙子役を担当。そのほかの出演者には、ゆうたろう、松本妃代、石田圭祐、阿知波悟美、花組芝居の加納幸和、木村靖司、有川マコト、塾一久、石倉三郎、そして榎木孝明が名を連ねた。なお秋之と寺十のコンビがPARCO劇場に登場するのは、今回が初めてとなる。

久保は「花魁役を演じるのは初めてなのですが、目に見える部分は豪華で美しく綺麗でも、苦しい過去を抱えていたりと、その一人一人の背景を知れば知るほど深い世界だと思います。今回の役を演じる上で、当時の感じや所作はもちろん、いかに桜雅が過去に抱えている悲しさを表現できるか、というところもポイントになってくると思うので、頑張りたいです」と意気込みを語った。

公演は9月5日から25日までPARCO劇場、10月1・2日に大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール、5日に愛知・名古屋文理大学文化フォーラム(稲沢市民会館)、8日に長野・サントミューゼ 上田市交流文化芸術センターで行われる。チケットの一般販売は、東京公演分が7月23日、大阪公演分が9月4日、長野公演分が7月18日にスタート。また愛知公演分は23日に発売予定だ。

■ 秋之桜子コメント
三年前、お声がけ頂き、気がふれるほど美しく儚い物語をPARCO劇場で描きたいと「桜文」が立ち上がりました。コロナ、戦争と世界は大きく揺らぎましたが、この物語を紡ぐことが出来、上演となったこと嬉しく思います。主役の花魁役には乃木坂46の久保史緒里さん。清楚な透明感とともに憂いを帯びた目と儚さで、この舞台に様々な香りを放って頂けることでしょう。相手役の若き文士には優しい笑顔の中に男を感じさせるゆうたろうさん。そして人気実力とも充実の榎木孝明さん、石倉三郎さん。花組芝居の加納幸和さんはじめ骨太な舞台人の参加も決まり、演出は秋之と何度もタッグを組む寺十吾さんとなれば、そこにもう「桜文」の世界が匂い始め、この秋が待ち遠しくてなりません。

■ 寺十吾コメント
これ言っていいのかしら? 実は作家の秋之桜子さんは元文学座の女優、山像かおりさんなんです。しかも秋之さんはある限定された時間内にのみ山像さんに降りてくるらしく、だから山像さん?に戯曲の質問をしてもまるでちんぷんかんぷん。これウソじゃ無いんです。今まで秋之さんと何度も仕事をしましたが本当なんです。現に秋之さんから夜中にメールが来ると山像さんのメールとはまるで質感が違って、しかも何かに取り憑かれたかの様な長文が多いんです。その秋之さんが今回描いた「桜文」は、文才に恵まれた花魁と美しい言葉や文章に恋焦がれた明治の若き文士との激しくも禍々しい恋の物語です。もちろん主人公の久保史緒里さんもゆうたろうくんも何かに取り憑かれないとこの作品に飲み込まれてしまいます。2人に一体何が憑依するのか? お楽しみに!

■ 久保史緒里コメント
私が演じる桜雅は悲しい過去を抱えている、明治中期随一といわれていた花魁です。

今回の台本を読ませていただき、この作品の世界観や桜雅の過去に触れて、パワーと衝撃のある作品だと思いました。

花魁役を演じるのは初めてなのですが、目に見える部分は豪華で美しく綺麗でも、苦しい過去を抱えていたりと、その一人一人の背景を知れば知るほど深い世界だと思います。今回の役を演じる上で、当時の感じや所作はもちろん、いかに桜雅が過去に抱えている悲しさを表現できるか、というところもポイントになってくると思うので、頑張りたいです。

今回の作品は私にとって挑戦となる舞台です。演出の寺十さんや大先輩の共演者の方々と一緒に演じていけたらと思います。

作品の世界の絢爛さを舞台上からお届けいたしますので、ぜひ楽しみに劇場にお越しいただけたら嬉しいです。

■ ゆうたろうコメント
霧野一郎役のゆうたろうと申します。

「桜文」は僕自身はじめてのテイストの作品、そして久しぶりの舞台出演という事で気合いと高揚感とともに不安とプレッシャーをすごく感じています。課題も沢山ありますが稽古を重ねていく上で少しずつ役と共に成長出来る様全力で挑みますので是非期待していてください。それでは劇場でお会いできることを楽しみにしています!

■ 榎木孝明コメント
初めての台本をワクワクしながら一気に読みました。興奮を覚えつつ、同時にストーリーは私の中で映像化していました。初見でそれが出来るか出来ないかは、舞台が成功するか否かの大きな条件です。もちろん今回は大成功で大傑作となり、満足げなカーテンコールの自分まで見えました。

男の色気に加えて醜い嫉妬心まで要求される作品です。何とやり甲斐のある役柄でしょう。寺十吾さんは是非やらせてもらいたかった演出家です。出会いに感謝して精一杯努めたいと思います。

■ パルコ・プロデュース2022 舞台「桜文」
2022年9月5日(月)~25日(日)
東京都 PARCO劇場

2022年10月1日(土)・2日(日)
大阪府 COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール

2022年10月5日(水)
愛知県 名古屋文理大学文化フォーラム(稲沢市民会館)

2022年10月8日(土)
長野県 サントミューゼ 上田市交流文化芸術センター

脚本:秋之桜子
演出:寺十吾

□ キャスト
桜雅花魁 / 笹沖雅沙子:久保史緒里(乃木坂46)

霧野一郎 / 仙太:ゆうたろう

振袖新造 葵:松本妃代

楼主:石田圭祐
お内儀:阿知波悟美
芸妓・鶴松 / 遣り手:加納幸和
東新聞・社主 森信久 / 初めての客:木村靖司
編集者 片岡秀達:有川マコト
幇間 / 植吉親方:塾一久

客引き寅蔵 ほか:中山朋文
東新聞社社員岩崎 ほか:永澤洋
花魁 鞠子 ほか:福永マリカ
振袖新造 碧 ほか:こぴ
禿 小鞠 ほか:白浜そら

髪結い与平:石倉三郎

紙問屋・四禄屋 西条宋次郎:榎木孝明

※植吉親方の「吉」はつちよしが正式表記。

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