奈緒&風間俊介出演「恭しき娼婦」開幕、互いへの気持ちは「信頼以外の何物でもない」(ステージナタリー)

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出典元:ステージナタリー

「恭しき娼婦」が、明日6月4日に東京・紀伊國屋ホールで開幕。これに先駆け、本日3日にフォトコールと取材会が行われた。

【画像】「恭しき娼婦」フォトコールより。(他7件)

「恭しき娼婦」は、ジャン=ポール・サルトルが1946年に発表した戯曲。アメリカ南部を舞台に、無実の罪を着せられて逃走する黒人青年をかくまう娼婦リズィーと、彼女に虚偽の証言をさせようと迫る街の権力者の息子フレッドを軸にした物語が描かれる。今回の上演版では、演出を栗山民也が手がけ、リズィー役を奈緒、フレッド役を風間俊介が演じる。

フォトコールでは、一夜を過ごし、朝を迎えたリズィーとフレッドを描いたシーンが公開された。奈緒は、冗談めかして掃除機の吸口をフレッドに押し付ける姿や、フレッドの一言をいたずらっぽい表情でからかう姿で、リズィーの無邪気な明るさを強調。しかし、リズィーが黒人差別の話題をフレッドに投げかけるシーンでは、相手を試すような強い語調と眼差しで、リズィーの多面性を感じさせた。風間は、高圧的でありながら、言葉に苦悩がにじむフレッドを好演。屈託のない笑顔を見せるリズィーの横で、陰鬱な表情を浮かべるフレッドを繊細に演じた。

取材会には、奈緒と風間が登壇。2人は、テレビドラマ「サバイバル・ウェディング」に出演していたが、同じシーンでの共演はなかった。奈緒はこのことに触れ「(風間とはドラマの)打ち上げで初めてお話したのですが、そのとき『いつか同じシーンでお芝居できたら良いね』と言っていたんです」と感慨深げに語る。さらに「風間さんには、信頼の気持ちしかありません。リズィーがフレッドに感情や言葉をぶつけるシーンでも、風間さんがフレッドとして受け止めてくださるので、飛び込んでいける」と話す。

風間も「(奈緒に対する気持ちは)信頼以外の何物でもない。お互いにそう思っているのはありがたいこと」と笑顔で述べ、「リズィーを演じる奈緒ちゃんは、我々が思い描いていた“奈緒”ちゃんのイメージとは違う。人間っていろいろな面があるんだな、と思わされて惚れ惚れしますし、“風間俊介”としてじゃなくて、役として対峙しなきゃと背筋が伸びます」とコメントした。

稽古場の様子に話題が移ると、2人は口をそろえて、栗山の演出を「本当にすごい」と絶賛。風間は「自分に対してのダメ出しじゃなくても、みんながメモっている(笑)。栗山さんからは、舞台上で自我を出さず、ただ“役としてそこにいる”ということの大事さを教わりました。それができているかといったら、まだまだなのですが……日々成長しています」と語る。奈緒は「栗山さんとの稽古では、お芝居を始めたての、なんでも楽しかった頃に戻ったような気分になって、日々が幸せでした」と振り返る。

また司会が、風間と同じジャニーズ事務所に所属する相葉雅紀の主演舞台で、本作と同日に開幕する「ようこそ、ミナト先生」について言及すると、風間は「お互いの舞台の進捗状況は報告し合っています(笑)。今回、公演スケジュールが重なっているので、観に行くことは難しそうなんですけど、同世代ががんばっているのはありがたいし、負けていられないですね」とニヤリと笑った。

最後に、観客へのメッセージを求められた風間は「作品が、皆さんの心に残るための準備はすべて整っております。あとは、皆さんが客席に座ってくださったとき、キャストがどれだけのことができるかにかかっている。必死で演じますので、劇場でお待ちしております」とコメント。奈緒は「私自身舞台が好きで、お客さんとして観に行くときは、“何かをつかんで帰ろう”と思って席に座ります。そういう思いでいらっしゃる皆さんに恥じないよう、その日出せるものをすべて使って、作品を客席に届けたい」と言葉に力を込めた。

東京公演は6月19日まで。本作はこのあと、6月25・26日に兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール、30日に愛知・日本特殊陶業市民会館 ビレッジホールでも上演される。なお、開幕に向けた栗山のコメントは以下の通り。

■ 栗山民也コメント
とても開かれた、刺激的な稽古場でした。本当にあのサルトルが残した台本なのかと疑いたくなるほど、人間の感情を残酷に解剖していくダイアローグが綴られ、それを語る俳優たちのぐんぐんと裸になっていくむき出しのキャラクターが、面白く自由でした。

このコロナとロシアという信じられない暴挙の中、こんなことが起こるのか、これを許してしまっていいのかといった究極的な問いを何度も繰り返しながら、いつもよりぐっと近い距離からドラマを見つめていました。ちょっとでも目をそらすと、とても大事なものを見失ってしまいそうな、そんな気がしていたからでしょう。人間について、この世界についての物語を、一人でも多くの人に人間の声で届けることができると、信じていたいのです。

■ 「恭しき娼婦」
2022年6月4日(土)~19日(日)
東京都 紀伊國屋ホール

2022年6月25日(土)・26日(日)
兵庫県 兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール

2022年6月30日(木)
愛知県 日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール

作:ジャン=ポール・サルトル
翻訳:岩切正一郎
演出:栗山民也
出演:奈緒、風間俊介 / 野坂弘、椎名一浩、小谷俊輔、金子由之

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