出典元:オリコン
2013年に女優デビューを果たしてから、映画やドラマで出演を重ねキャリアを積んできた山田杏奈。2022年4月から始まる新ドラマでは『未来への10カウント』(テレビ朝日系 毎週木曜よる9時~)、『17才の帝国』(NHK)と2本の連続ドラマに出演するなど、その活躍はさらに勢いを増している。21歳にして高い演技力はすでに折り紙付きだが、山田はどんな思いで俳優業と向き合っているのだろうか。
【写真】透明感あふれる白肌…窓辺にたたずむ山田杏奈
■ボクシング部員役を熱演中、準備は半年前から「運動が得意じゃないので苦労しています(笑)」
――4月14日からスタートする連続ドラマ『未来への10カウント』では、女子ながらボクシング部に入部し、男子顔負けの熱量で練習に励む水野あかりを演じていますが、どんな準備を?
山田杏奈 昨年の10月ぐらいからボクシングジムに通って練習をしています。もう半年ほど準備していますが、私は運動が得意ではないので日々苦労しています(笑)。でもあかりは“強くなりたい”という思いが強い子なので、そういう思いを胸に抱きながらお芝居もボクシングもやっています。
――ボクシングの練習をして、身についてきたなと感じる瞬間はありますか?
山田杏奈 やればやるほど難しいなと感じているのですが、ひとつの筋肉から連動させて腕を動かすと、女子でも結構力が乗るんだなということは理解できるようになりました。体幹が少し強くなったような気がしていて、ほかの体を動かすとき、効率よい方法が思い浮かぶようになりました。
――あかりという役。プロフィールを読むと、なにか謎めいたキャラクターのようですが。
山田杏奈 あかりは家庭の事情でボクシングを始めた女の子です。高校生で男子に交じってボクシングをやるということは相当な覚悟があると思うので、その辺りはあかりの芯になる部分だなと思っています。話が進むにつれて、新たなことも判明するかもしれないので、私自身もすごく楽しみにしています。
――山田さん自身も結末が分かっていないんですね。そこがオリジナル脚本の面白さなんでしょうか。
山田杏奈 そうですね。原作があると台本の先の感情までわかるので、役を作るやりやすさはありますが、いまある情報のなかでどう作っていくか……というアプローチの仕方もすごく面白いです。
――オンエアが始まると反響は気になりますか?
山田杏奈 私はSNSなどで反響を見る方なのですが、あくまで「どんな意見があるんだろう」という程度で、良い意見でも悪い意見でも、それに影響されることはあまりないですね。