出典元:オリコン
旦那と子どもから解放される特別な時間、それが主婦の美容院だ。顔なじみの美容師がいれば、ついつい本音もでてしまう…。中でも多いのは旦那への愚痴だそう。「驚くほど皆さん同じ事を言う」と感じた美容師兼イラストレーターのイッヌさん(@slumgai)は、主婦客たちのエピソードを“あるある漫画”で投稿。すると「連打したいくらい共感です」「全旦那これ見ろ(笑)」と賛同コメントが相次いだ。イッヌさんに話しを聞いた。
【画像】「頼んだもの以上に買ってくる」「トイレを汚く使うプロ」意味不明すぎて主婦らを悩ませる旦那エピソード集
■暴かれた実態に旦那ら反論「嫁バージョンも作って」の声も
子守りを頼めば「見てない。いるだけ」「余計なものを買い与えている」。買物をお願いすると「現地から100%電話」「“安かった”と言って買ってきた物が全然安くない」。さらに日常の実態として「37度台の熱が出ただけで重病人のように大騒ぎ」「トイレを汚く使うプロ」「都合が悪くなると黙る」などなど…。
美容師のイッヌさん、接客中に主婦らが口にする旦那の愚痴があまりにも共通していることから“旦那あるある”をシリーズ化。主婦の共感と旦那側の反論コメントが入り乱れる反響ぶりだ。ちなみに旦那側からは「嫁あるある。言ってることや思ってる事のほとんどがブーメラン」「小くらい立ってさせて」「嫁バージョンも作って。公平に」などの声が届いている。
“これ以上醜態を暴かれたくない”と全旦那が思っていそうだが、イッヌさんは「本当はもっとあるあるの際どいネタを描きたいのですが、インスタグラムが厳しいので制限して描かないといけないことに苦労しています」と悩みを明かす。
美容院で見聞きしたエピソードの他にも体験談を元にした“あるある”も数多く投稿し、フォロワー10万人を抱えるイッヌさん。制作のコツをたずねると、全クリエイターに役立つ、とっておきのアイディアの出し方を教えてくれた。
「あるあるネタは普通に過ごしているとネタ切れするので、まず朝起きて今日のラッキーカラーを決めて街を歩きます。するとその色が目につくようになります。赤と決めたら、ドラッグストアーの赤い看板が目に止まる。そうしたら、ドラッグストアーあるあるを描こう、みたいな感じです。実は某有名広告代理店Dで企画を考えている人から教えてもらった手法です(笑)」
年間4000人以上の接客を通して得られる豊富なエピソードに、有能クリエイター仕込みの企画力となれば面白くないわけがない。新作が楽しみだ。