ポレポレ東中野でレイトショー連続上映が4月3日からスタート「劇場版 神聖かまってちゃん」「あみこ」など5作品(映画.com)

出典元:映画.com

東京都のミニシアターポレポレ東中野で、4月3日より、これまでレイトショーでロングラン公開した傑作群から4作品をピックアップする連続上映<傑作の夜>が開催される。

 新型コロナウィルスの感染防止に努めながらレイトショーを再開し、作品の魅力とともに、夜映画館に映画を見に行く体験、時間を感じてほしいとの願いから企画された。

 ラインナップは「劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ」(入江悠監督)、「夏の娘たち ひめごと」(堀禎一監督)、「あみこ」「魚座どうし」(山中瑶子監督)、「親密さ」(濱口竜介監督)の5作品、4プログラム。4週にわたり上映する。スケジュールは以下の通り。

「劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ」
4月3日~9日
連日20:00(終映21:40)
料金1300円

「夏の娘たち~ひめごと~」
4月10日~16日
連日20:00(終映21:25)
料金1300円

「あみこ」「魚座どうし」
4月17日~23日
連日20:00(終映21:45)
料金1500円※2本立て

「親密さ」
4月24日~30日
連日18:00(終映22:35)※途中休憩あり
料金1800円

▼上映作品&劇場スタッフによる解説
「劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ」
2011年|90分|日本|HD|配給:SPOTTED PRODUCTIONS
監督・脚本:入江悠
出演:二階堂ふみ、森下くるみ、劔樹人、神聖かまってちゃん
10年前の4月2日、本作が公開されました。 震災二日後の幼稚園での再撮、余震が続く中の編集、試写会やライブといった宣伝プランの崩壊など思い出は多々ありますが、一番記憶に残っているのは、初日直前の上映か延期かの話し合いです。「お客さんが来にくいかも」という不安を「だからこそ」と前向きに切り替え、初日に合わせてニコ生での配信上映(しかも弾幕付き!)を実施したり、改めて思うと「今」と凄く被っています。そういえばあの時も電力不足で夜の街も暗かったですね。でも、二階堂ふみちゃんが紅白の司会をやり、劒さんがスターになりそうな現在を見てると、乗り越えられないものは無いんだ、と思えます。(本作プロデューサー:大槻貴宏)

「夏の娘たち~ひめごと~」
2017年|75分|日本|HD|配給:インターフィルム
監督・編集:堀禎一
出演:西山真来、鎌田英幸、松浦祐也、和田みさ、櫻井拓也
待望の国映×堀禎一の新作はあまりに傑作で、これはずっとやりたかった堀禎一特集をやる時だ!と企画を始めました。堀さんはあらゆる資料を持ってきていろんな話をしてくれて、デビュー作から実験的なドキュメンタリーまで堀作品を網羅した夢のような特集上映が企画できました。巷からもまだ見ぬ堀ワールドに期待の声をいただきつつ迎えた上映期間、堀監督は毎日劇場にいました。いつの間にかすべての回で上映前に作品解説してくれることになり、日々どんどん増えていくお客様を一緒に「いらっしゃいませ」と迎えていました。もう堀さんの新作は見られないけど、「夏の娘たち」は何度でもスクリーンに瑞々しくかかります。(堀禎一特集企画:石川翔平)

「あみこ」
2017年|66分|日本|HD|配給:山中瑶子
監督・脚本・編集:山中瑶子
出演:春原愛良、大下ヒロト、峯尾麻衣子、長谷川愛悠

「魚座どうし」
2020年|30分|日本|HD|配給:VIPO
監督・脚本:山中瑶子
出演:根本真陽、外川燎、山田キヌヲ、伊東沙保、カトウシンスケ
山中瑶子初監督作「あみこ」は2018年に自主配給で公開されました。初日から入りきれないほどの観客が駆けつけ、通常回の後に追加上映を行う<スーパーレイト>を連日開催。当館レイトの初週動員記録となり、その後のアンコール上映もロングランに。熱狂の季節を共にした春原さんと大下さんも最近別の作品で活躍している姿を見てなんだかじんときました。山中監督は以降も短編映画やテレビドラマ等を意欲的に監督し、2020年に最新作「魚座どうし」を発表。これまで限られた機会での上映でしたが、濃密で比類なき映画体験が大きな話題になりました。今回都内初となる「あみこ」「魚座どうし」2本立てが実現。目撃あれ!(「あみこ」宣伝協力:小原治)

「親密さ」
2012年|255分※途中休憩あり|日本|HD|配給:ENBUゼミナール
監督・脚本:濱口竜介
出演:平野鈴、佐藤亮、田山幹雄、伊藤綾子
濱口竜介監督が講師を務めたENBUゼミナールの卒業制作。映画館でも様々な機会で上映され、多くの観客との出会いを果たしました。人と人の間にある距離、そこに育まれる時間を感情豊かに体験させてくれる本作は、この時代の物語として新たな奥行きを生み出すことでしょう。2013年の公開時、濱口監督は舞台挨拶で「この作品に追いつかれないように、新作を撮り続け、世に送り出していきたい」と観客に伝えました。その後の作品は国内外問わず多くの映画ファンを魅了し続けています。今や世界中がHAMAGUCHI映画の新作を待ち焦がれている状況があり、あの日の言葉も芯を伝うように届いてきます。(「親密さ」上映企画:小原治)

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