出典元:アーバン ライフ メトロ
俳優・吉沢亮さんが渋沢栄一を演じる大河ドラマ「青天を衝(つ)け」は、2月14日(日)から放送が始まりました。
【画像】大河ドラマ館が開設された東京・北区「飛鳥山博物館」
本作では冒頭に、北大路欣也さんが扮(ふん)する、江戸幕府を開府した徳川家康が登場し、時代背景などを説明しています。渋沢栄一が生まれたのは、徳川家康の没後から約220年以上も後です。徳川家康が渋沢を知っているはずもなく、あくまでもドラマの演出に過ぎません。
しかし、渋沢と徳川家康はまったく接点がなかったわけではありません。渋沢は徳川家康ゆかりの地でもある静岡で、大きな足跡を残しているのです。
現在、「青天を衝け」は渋沢の出生地である武蔵国血洗島(現・埼玉県深谷市)を舞台に物語が進行していますが、明治初期に渋沢は静岡に居を構えました。なぜ、渋沢が静岡で生活したのでしょうか? それを知るためには、渋沢の足跡をたどらなければなりません。