次世代ミュージカルスター探すホリプロTSC、栄冠は山崎玲奈さんに(チケットぴあ)

出典元:チケットぴあ

榊原郁恵、深田恭子、綾瀬はるか、石原さとみらを輩出したオーディション『ホリプロタレントスカウトキャラバン』(以下:TSC)。「ホリプロ60周年記念企画」と冠された第44回の決勝大会が12月12日に東京・新国立劇場 中劇場にて行われ、グランプリに愛媛県出身で千葉県在住の中学2年生・山崎玲奈さん、17LIVE賞に京都府出身の高校3年生・佐竹桃華さん(以下:敬称略)が選ばれた。

「未来のキング&クイーンを探せ!」をタイトルに、世界に羽ばたく次世代の“ミュージカルスター”を探す試みのもと開催されたTSC。今回は史上初となるプロダクション二部(マネジメント事業部)とファクトリー部(公演事業部)の共同主催となり、9月のエントリー期間には国内外から19,115通の応募が寄せられた。グランプリを選ぶ決勝大会のステージには、リモート審査・対面での地方予選・合宿選考などを通過した小学6年生~大学2年生の男女10人が並ぶ。

審査員には、鴻上尚史・宮本亞門ら7人が名を連ねた。参加者を見守るTSCスペシャルアンバサダーの市村正親は「審査員の皆さんは一人を選ぶと言っていますが、僕は全員にグランプリをあげたい」とコメント。緊張の面持ちだった10人を和ませる。

最初のダンス審査で用いられたのは、映画『The Greatest Showman』のオープニングを飾る「The Greatest Show」。参加者は2人一組で、サビ前から曲調が変化するこのナンバーの特徴に合わせたパフォーマンスで客席を魅了する。ソロパートでは柔軟性をアピールする猛者も。続く演技審査では、戯曲化された辻仁成の青春小説『ピアニシモ』の一部をダンス審査と同じコンビで演じた。同一シーンが5回繰り返されたものの、解釈が千差万別で観客を飽きさせない。MCの登坂淳一と唯月ふうかによれば「それぞれ組んだ相手と話し合って演出した」という。

見どころは、一人ずつ行われたラストの歌唱審査だった。課題曲として設けられたミュージカル『ヘアスプレー』の代表ナンバー「You can't stop the beat」は、ブレスが難しいほどリズムが畳みかける楽曲。終盤は高音を響かせるパートも用意される中、参加者それぞれが持てる能力の最大限を出し切ったパフォーマンスに心が揺さぶられる。グランプリを獲得した山崎はこのナンバーを難なく歌い上げ、審査員の宮本から「あなたスゴかったね!初めて聞いて全身鳥肌立ったよ」と絶賛されていた。

すべての審査を終えたあと、栄冠に輝いた山崎は記者会見で「すべての審査を思いっきり楽しんでグランプリが獲れたので心から嬉しい」と述べ、度胸を見せつけた。2019年のミュージカル『アニー』ではタイトルロールを務め、公演中止となったミュージカル『スクールオブロック』では優等生のサマー役にキャスティングされていた実力派。今後は「『レ・ミゼラブル』のエポニーヌ役や、映画やドラマでも活躍できる女優さんを目指したい」と抱負を語っていた。

取材・文:岡山朋代

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