空港で女性に毒殺された金正男、事件の闇を追うドキュメンタリーが全米で12月公開(Rolling Stone Japan)

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出典元:Rolling Stone Japan

2017年2月13日、北朝鮮の最高指導者、金正恩(キム・ジョンウン)の異母兄である金正男(キム・ジョンナム)が暗殺された。

【予告映像】若い女性がじゃれつくように襲いかかり、猛毒の神経剤「VX」を顔に塗りたくる

マレーシア警察に逮捕された容疑者は若い女性2人。その後の訴追をめぐる謎に満ちた状況は、ライアン・ホワイト監督のドキュメンタリー映画『わたしは金正男を殺してない ASSASINS』で検証されている。この映画は2020年サンダンス映画祭でプレミア上映され、12月11日に全米で劇場公開され、2021年1月15日にはオンデマンド公開も予定されている(日本ではシアター・イメージフォーラムで上映中)。

「金正男が暗殺されたのは2017年、ちょうどトランプ大統領が就任したばかりの時でした」。ホワイト監督はローリングストーン誌にこう語った。「なので、事件は2~3日トップニュースとして騒がれましたが、トランプ大統領が話題を独占するにつれ、消えてしまいました。取材で話を聞いたほぼ全員が事件のことを覚えていましたが、そのあとの顛末や真実について知っている人はごくわずかでした」

予告編では、「天真爛漫な」女性が、「金正日の秘蔵っ子」金正男暗殺の容疑をかけられる2人のうち1人になろうとは、という疑惑で幕を開ける。本編で詳細が明るみになるにつれ、金正男が金正恩の「正統性」を脅かしていたこと、それが事件の動機だったことが語られる。

「金正恩を戯画化するのが一般的になっていますが、僕らの作品では彼を真剣に扱っています」とホワイト監督。「彼は単に、縁故主義で運よく今の権力の座に就いた道化じゃない。入念かつ戦略的に権力を集約し、何年もかけて支配力を維持してきたんです。この暗殺事件が、その企みのカギだったんです」

金正男は人がごった返すマレーシアの空港で、VX神経ガスに晒されて暗殺された。予告編では、1人の女性が茶目っ気たっぷりに彼の両眼を手で覆うようすを収めた空港の監視カメラの映像が映し出される。2人の女性は事件後逮捕されたが、2人とも自分たちはTVのドッキリ番組に出演していたのだと思っていた、と主張した。

「この2人の女性は刑罰を求刑されていることは知っていました。現地マレーシアの人々はほとんどが、2人は有罪になるだろうと言っていました」とホワイト監督。「人の生死がかかった映画を作ったことは一度もありません。ですから大急ぎで徹底的に掘り下げた作品を作る必要に迫られました」

「撮影の間2人はほとんど刑務所にいたので、彼女たちに直接会うこともできませんでした」と監督は続けた。「毎日手錠をかけられ、マシンガンに囲まれながら裁判所に向かう2人の姿を目にしました。一度も会ったことがない人の映画を作ったのも、これが初めてです」

その後の展開はなんとも痛ましい。2人の女性はコマとして利用されたことが判明し、最終的には殺人罪で無罪となった。政治的動機の暗殺であることが明るみになり、事件は「完全犯罪」として扱われている。

「今回の事件を調査した映画監督として、個人的にも驚きの連続だらけでした。映画をご覧になる観客の皆さんにも同じ体験を味わっていただけるといいですね」とホワイト監督は語る。

Translated by Akiko Kato

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