初恋、めぐる――岩井俊二監督が紡ぐ“もうひとつのラストレター” 9月11日公開、予告&ビジュアル完成(映画.com)

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出典元:映画.com

[映画.com ニュース] 岩井俊二監督が初めて中国でメガホンをとった映画「チィファの手紙」の公開日が、9月11日に決定した。あわせて、予告編と本ビジュアルもお披露目。「初恋、めぐる――」というコピーに導かれるように、手紙がきっかけとなり、過去のあわく切ない初恋が呼び起こされるさまが美しく繊細に紡がれている。

【フォトギャラリー】岩井俊二監督による同じ小説を原作にした「ラストレター」場面写真

 岩井監督が手掛け、1月に公開された「ラストレター」(出演:松たか子、広瀬すず、福山雅治、森七菜ほか)と同じく、自身の小説「ラストレター」を原作にした物語。中国でも絶大な人気を誇る岩井監督がプロデュース、脚本、編集、音楽も兼ね、アジア映画業界の巨匠ピーター・チャンがプロデューサーを務めた。中国で2018年に公開されると、中国映画としては公開週の興行収入ランキング1位を獲得。さらに、中国のアカデミー賞と呼ばれる第55回金馬奨では最優秀主演女優賞、助演女優賞、脚本賞の3部門にノミネートされた。

 亡くなった姉・チィナン宛に届いた同窓会の招待状。妹のチィファ(ジョウ・シュン)は、姉の死を知らせるために同窓会に参加するが、姉の同級生に“姉本人”と勘違いされた上に、初恋相手の先輩・チュアン(チン・ハオ)と再会する。自身が姉ではないことを言い出せず、姉のふりをして始めた文通は、チィファの初恋の思い出を照らし出す。

 予告編の冒頭では、「これは、君の死から始まる、一通の手紙から始まる、あの冬の物語」というテロップが静かに映し出される。そして「中学時代に憧れの人がいたんです。でもその人、私の姉が好きで――」と思いを馳せるチィファとともに、手紙を通して浮かび上がるそれぞれの初恋や、当時抱いていた夢の記憶が、現代と過去をつないで描かれていく。

 本ビジュアルは、チィファのうつむいた横顔に、「初恋、めぐる――」という印象的なコピーが添えられたもの。あどけなさの残る若き日の姉チィナン(ダン・アンシー)をとらえたティザービジュアルとは対照的に、チィファはどこか切なげな表情を見せている。2つのビジュアルが、現在と過去を結ぶ物語を象徴している。

 「チィファの手紙」は、9月11日から東京・新宿バルト9ほか全国公開。

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