ドロドロの愛憎劇、舞台「血の婚礼」に木村達成「自分にしかないオーラで務めたい」(ステージナタリー)

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出典元:ステージナタリー

舞台「血の婚礼」のトークイベントが本日8月10日に東京都内で開催された。

トークイベントの前には取材会が行われ、出演者の木村達成、須賀健太、早見あかり、安蘭けい、演出家の杉原邦生が登壇。それぞれに公演に向けての思いを語った。

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「血の婚礼」は実際に起きた事件をもとに、スペインの劇作家フェデリコ・ガルシーア・ロルカが執筆し、1933年に自らの演出で初演した作品。スペインのアンダルシア地方を舞台に、結婚式を迎えようとしている1組の男女と、花嫁の昔の恋人の愛憎劇が展開する。

本作で3年ぶりに翻訳戯曲を演出する杉原は「どんな感じだったかな?とドキドキしている部分もあります。今回は田尻陽一先生に新訳の台本を作っていただき、皆さんに届きやすい言葉で『血の婚礼』を上演します。美しい出演者の皆さんがドロドロの悲劇を演じてくれるので、その汚れっぷりに注目していただけたら」とコメント。

花嫁の元恋人・レオナルドを演じる木村は「おのおの別の欲望を突っ走っていくのですが、僕の役は唯一名前を与えられています。“レオ”は“ライオン”で、男の中の男であり、ロルカが思い描いた理想の男性。自分にしかないオーラでこの役、作品を務めていきたい」と意気込んだ。

一方、花婿役の須賀は「物語の入り口になるような、一番親近感を感じていただける役。奥さんを盗られてしまう花婿が、ただかわいそうに見えるだけでなく、さまざまな側面を持つ人間の欲望などを表現できるよう、チャレンジしていきたいです」と話す。また、おそろいのTシャツに自分だけ上着を羽織ってしまったことに「1カ月の稽古で(みんなと)合わせていけると良いなと思う」とちゃめっ気たっぷりに語った。「どのキャラクターも愛に対する熱量がすごくて、本読みの段階でドッと疲れてしまうくらい」と言う花嫁役の早見は、「このパワーを今、舞台でやる、生で感じていただくことに意味があると思っています。夏と作品に負けないよう、よく寝て、よく食べて、一生懸命稽古に励みたい」と力強く述べた。

また、息子を溺愛する“花婿の母親”役の安蘭は「外の暑さに負けないくらいのアツい舞台がお届けできるんじゃないかなと思っています。『なんてセリフが多いんだ』と不安を持ちながら本読みに臨んだのですが、皆さんの声を聞いて物語が自然と自分の中に入ってきました。二十代の3人のパワーをいただきながら、それ以上のパワーで母親役に挑みたい。愛憎あふれる激しい舞台ですが、生演奏があったりエンタテインメント的にも楽しめる作品になるのではないかなと、演出の杉原さんに期待しています」と杉原に視線を送った。

作品に引っ掛けて“最近愛を感じたこと”を問われると、杉原は2月に感染症に罹患した際に「いろいろな人から、びっくりするくらい食べ物が送られてきた。愛を感じました」、早見は娘が自身のまねをするというかわいいエピソードを披露し、「愛してやまないものと言えば今は娘です」とキッパリ。木村は「日々愛は感じているんですけど、最近これと言って愛を感じたことはない。身近な人たち、僕に愛をください」、須賀は「よく行くお寿司屋さんでウニ2種イクラ2種の丼を頼むんですけど、ウニが3種乗ってきました」と回答。最後に安蘭が「なんだろうな、愛って……というふうに日々思いますね」と答えると、メンバーは口々に「深っ!」と感嘆の声を上げていた。

東京公演は東京・Bunkamura シアターコクーンにて9月15日から10月2日まで。その後、10月15・16日に大阪の梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティでも上演される。

■ 舞台「血の婚礼」
2022年9月15日(木)~10月2日(日)
東京都 Bunkamura シアターコクーン

2022年10月15日(土)・16日(日)
大阪府 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ

原作:フェデリコ・ガルシーア・ロルカ
翻訳:田尻陽一
演出:杉原邦生
音楽:角銅真実、古川麦
出演:木村達成、須賀健太、早見あかり / 南沢奈央、吉見一豊、内田淳子、大西多摩恵、出口稚子、皆藤空良 / 安蘭けい

※初出時、本文に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

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